今年7月に米国でワクチン接種率が9割
CDC(Centers for Disease Control and Prevention)の予想によりますと、今年7月に米国でワクチン接種率が9割になるとのことです
Source: Centers for Disease Control and Prevention | Note: Total population includes states, territories and three countries with special agreements with the United States: Palau, Micronesia and the Marshall Islands.
See How Vaccinations Are Going in Your County and State (Published 2022)
See where doses have gone, and who is eligible for a shot in each state.
8月には例年、ジャクソンホールが開催される
その翌月である8月には例年ジャクソンホール(注)が行われ、FRB議長など、各国の中銀首脳部が講演を行います。ワクチン接種の進展を受けて、パウエル議長が緩和縮小に前のめりになるリスクに注意したい頃です。
(注)カンザスシティ連邦準備銀行が米国ワイオミング州のジャクソンホールで毎年8月に開催する経済政策シンポジウムのこと。世界各国から中央銀行総裁や政治家、学者などが参加し、世界経済や金融政策について議論を交わす。
昨年8月のジャクソンホールでは、パウエルFRB議長が一時的には2%を超えるインフレ率を容認して金融緩和を続ける姿勢を示しましたが、今回は、その逆(緩和縮小を示唆)が発生するかもしれないということです。
単純に考えれば米金利上昇、ドル高要因ですが、材料出尽くしに伴い、米金利低下、円高というパターンもあり得ます。
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