主婦が株の話をしたら、相場は天井か?

株の戦略

米株は最高値を更新

S&P500が過去最高値を連日更新しています

レバレッジ型ファンドに資金が集まっている

そのニュースに気が付いた方が投資しているのか、レバレッジ・ブル型の米株ETFが売買代金ランキングの上位に名を連ねています

・米国ETF売買代金ランキング(2021/4/16)

出所 楽天証券

誰がレバレッジ型ファンドを買うか

運用の経験値が高い方や、プロは、基本的に、この手の運用商品には手を出しません。

それはレバレッジ型が、時間がたてばたつほど、損をしてしまうからです(下記を参照)

よって、レバレッジ型ETFを買っているのは、運用経験が浅い方が多い、と考えられます

主婦が株の話をしたら、相場は天井?

古くは、「靴磨きの少年が株の話をしたら、相場は天井」、最近でも聞かれるのは「主婦が株の話をしたら、相場は天井」という格言(?)です

(ミセス・ワタナベに代表されるように、プロ顔負けの運用能力を誇る主婦の方もいらっしゃいますので、主婦=運用経験が浅い、というのは、必ずしも正しくはありませんが)

そして下図をみると、レバレッジ型ETFへの資金流入が増えると(水色の値が上がっていくと)、株価が天井を打っていることが分かります

足もとでは今年2月から、レバレッジ型ETFへの資金流入が始まっており、株安のシグナルが点灯しているようにもみえます

・米株レバレッジ型ETF(SPXL)の累積資金流出入(上段)と、S&P500の価格(下段)

ジンクスvs中銀&政府

ただし各国中銀の緩和姿勢や米国の追加財政が、株価を支える可能性も否定できません

また、低金利、低ボラティリティが相場を支えるという見方もあります

また日本においては、日銀がこれまでETFを大量に買ってきたため、日本株で品薄の銘柄が多いことも、株価が崩れにくい一因となっています

では、どうすればよい?

含み益が乗っている株の利益確定はありだと思いますが、ショートのタイミングかといわれると微妙ですね

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