7月OPEC後も原油が下げなければ日本株、中国株は再加速か

株の戦略

(過去記事:リフレ・トレードの巻き戻しは一旦終了、日経平均再上昇へ)ではリフレトレードの巻き戻しに伴い、銅先物が売られていることを紹介しました。

しかし原油先物は2021年6月22日時点で、2018年来の高値まで上昇しています。銅と原油、どちらもリフレ・トレードの対象となりやすいですが、違いは何でしょうか。

投機勢は原油先物をどう見ている?

投機勢による原油先物の買いポジションは、2018年のシェールショック~世界同時株安、2020年3月の新型コロナショックの際に大幅に削減され、原油価格も下落しました。

しかし2020年5月以降は、ある程度の原油買いポジションが維持されており、投機勢は経済再開に伴う原油の需要増を想定し続けてきたということになります。

・原油先物と銅先物の投機勢による買い越しポジション

7月のOPEC会合後も原油価格が下落しなければ、日本株、中国株は再浮上か

7月のOPEC会合では減産幅が縮小される可能性があり、その場合は、原油価格に下押し圧力が掛かるでしょう。

それでも原油価格が堅調に推移するのであれば、世界的な経済再開への期待が強いということで、2021年の春以降、軟調に推移していた日本株や中国株などが買い戻されるきっかけとなるでしょう。

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